零戦、鹿児島で一般公開と飛行実施 熊本空港への慰問飛行も

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YCグループとゼロエンタープライズ・ジャパンは、5月27日から30日まで、鹿児島県内で零戦の一般公開とDVD製作用の空撮飛行を実施すると発表した。

ゼロエンタープライズ・ジャパンは「戦後70年を迎え、今一度戦後の日本を振り返る機会をつくる」として、第2次世界大戦で使用された戦闘機である、零戦の里帰りプロジェクトを推進している。メインスポンサーは熊本県のセルモグループが務める。

5月27日には鹿児島空港から鹿児島湾を南下した後に北上し戻る航路で試験飛行を実施。翌28日には鹿児島空港を離陸後、鹿児島湾を南下し、吹上浜側を北上・南下、鹿児島湾を北上し戻る航路と、鹿児島空港を離陸後に鹿児島湾を南下し、志布志湾側を北上・南下、鹿児島湾を北上し戻る航路を飛行。29日には鹿児島空港から熊本空港に向かい鹿児島空港に戻る、慰問飛行を行う。30日は予備日となる。

飛行に必要な資金は、セルモグループのスポンサー費用と空撮映像DVDを販売する費用で賄う。DVD購入者はエンドロールに氏名を明記する。販売収益の一部は熊本地震の義援金とするとしている。