ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
20代の半数以上がLCCの利用経験アリ、エクスペディア調査
エクスペディアは、20代から60代までの男女600人を対象に、LCC(格安航空会社)の利用に関する意識調査を実施し、結果を公表した。
まず、「LCCを利用して旅行をしたことがある」かについて聞いたところ、あると回答した人は46%となった。約半数の人がLCCを利用したことがあるようだ。ただ、「利用してみたいか?」と聞いてみたところ、国内旅行だと73%、海外旅行でも65%と約7割が「はい」と回答し、今後も新規の利用者が増えていくことが予想される。
また、「LCCの利用経験」について、年代別で見てみると、20代と30代の若者で利用率が5割を超える一方で、50代と60代のシニアは3割程度という結果に。しかし「利用意向」について聞いてみたところ、「利用したい」と回答した人が国内旅行だと50代と60代ともに6割を超え、海外旅行でも6割近い結果となった。若者の利用が多い印象のあるLCCだが、多くのシニアが興味を持っていることがわかる。
LCCを利用する理由のランキングを見ると、1位は「価格が安いため」という結果になった。また、2位は「コストパフォーマンスが良いため」、3位は「片道のみの予約でも安いため」と、価格に関する評価が続いた。「旅行で一番おさえたい費用は?」という問いにも、74%が「飛行機代」と回答していることから、「飛行機代を節約したい」という気持ちにLCCが合致しているようだ。
次に、飛行時間によってLCCの利用有無が変わるかどうかを聞いたところ、「変わる」との回答は7割以上だった。さらに「1時間以上5時間未満」であれば7割以上がLCCの利用を検討すると回答している。実際に国内やアジアの近距離線であれば5時間以内に着いてしまう場合が多く、利用はしやすいだろう。
LCCを利用したのは国内旅行か海外旅行かを聞いてみたところ、ほぼ均等に「国内旅行」「海外旅行」「両方」という結果。LCCを利用した旅行先ランキングでは、国内は1位が札幌、続いて沖縄、福岡となった。海外では1位が台北、そして香港、ソウルが続く結果となりました。いずれの都市も複数のLCCが就航しており、安い運賃を比較しながら行くことができるのが特徴だ。