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Vエア、台湾で全面的な運航停止報道 東京/羽田・茨城〜台北/桃園線は廃止へ
台湾メディアの報道によると、Vエアが業績低迷を理由に、運航を全面的に休止する可能性があることがわかった。運航は通常通り行われている。
Vエアはトランスアジア航空が設立した格安航空会社(LCC)で、2013年に設立。2014年12月に台北/桃園〜バンコク/ドンムアン線より就航を開始し、日本へは2015年9月に茨城〜台北/桃園線にチャーター便として初就航。12月からは名古屋/中部〜台北/桃園線に定期便として就航を開始した。その後、茨城、東京/羽田、大阪/関西、福岡、沖縄/那覇を含む、日本6都市に就航している。7月には搭乗率が低い、台北/桃園〜マニラ線の運航を打ち切った。
台湾の格安航空会社(LCC)は急速に路線を拡大しており、日本と台湾を結ぶ路線では供給過剰状態となり、客単価が下落している。日本のLCCも、ジェットスター・ジャパン、バニラエアが日本と台湾を結ぶ路線を運航しており、エアアジア・ジャパンも名古屋/中部〜台北/桃園線を1日2便就航する計画がある。
東京/羽田・茨城〜台北/桃園線を廃止する意向であるとも報じられており、同路線と釜山・沖縄/那覇〜台北/桃園線の計4路線では、10月30日以降のスケジュールを発表していない。