エティハド航空、アジア路線大幅増強 10路線開設を発表
ANA、東京/成田〜プノンペン線就航 カンボジアへ初の定期便
全日本空輸(ANA)は、きょう9月1日より、東京/成田〜プノンペン線を開設した。毎日1便を運航する。
機材はビジネスクラス42席、エコノミークラス198席の計240席を配置したボーイング787-8型機を使用する。日本とカンボジア間の定期便開設は初めて。
プノンペンはカンボジアの首都。プノンペンの人口は、カンボジアの人口1,506万人のうち10%強にあたる183.5万人。隣国はベトナム、タイ、ラオス。かつてはフランスの植民地で、フランス統治時代の町並みが残る。アンコールワットなどの観光やビジネス需要の増大で、カンボジアへの渡航者は年々増加している。日本旅行業協会の資料によると、2012年の日本人出入国者数は179,327人。
初便の就航に合わせて開催された就航セレモニーには、ANAの内薗幸一代表取締役副社長、ANAホールディングスの竹村滋幸取締役副社長、ANAの南日隆男成田空港支店長、衆議院議員で日本カンボジア友好議員連盟事務局長の小渕優子氏、駐日カンボジア王国大使のキア・チムター氏、成田市の小泉一成市長、成田国際空港の夏目誠代表取締役社長が出席。成田市のゆるキャラ「うなりくん」、カンボジアのゆるキャラ「アンコール・ワッティー」がダンスのパフォーマンスをお披露目し、盛り上げた。乗客へは記念品として、ダブルポケットオーガナイザーがプレゼントされた。初便には223人が搭乗した。
ANAは、2015年9月に東京/成田〜クアラルンプール線を開設。今年10月30日には東京/羽田〜クアラルンプール線の開設や東京/成田〜ホーチミン線の増便を行うなど、アジアの路線網を急速に拡大している。ANAの東南アジア・南アジアの就航都市は、デリー、ムンバイ、ヤンゴン、バンコク、ハノイ、プノンペン、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタ、マニラ、ホーチミンの11都市となる。
■ダイヤ
NH817 東京/成田(10:50)〜プノンペン(15:10)
NH818 プノンペン(22:50)〜東京/成田(06:45+1)