ヤマト運輸、北海道で路線バスを使って宅急便を輸送 バス会社3社と共同で

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ヤマト運輸と名士バス、士別軌道、十勝バスは、9月27日より、過疎化や高齢化が進む中、山間地域におけるバス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的として、北海道の路線バス4路線で「客貨混載」を開始した。

名寄市から美深町まで、名寄市から下川町まで、士別市から朝日町まで、足寄町から陸別町までの4路線で座席の一部を荷台スペースにした路線バスが宅急便を運送する。メリットとして、地域のバス路線網が維持されること、路線バスの空きスペースで宅急便を輸送することで、バス路線の生産性が向上すること、トラックの走行距離が削減されることなどがあげられている。

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一例として、名寄市から美深町までを運航する恩根内線では、名寄市発の1日1便がヤマト運輸の美深町向け宅急便を名士バス本社営業所で路線バスに積み込み、美深町バス停留所でヤマト運輸のセールスドライバーに引き渡される。

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