JAL、ビジネスクラスで焼酎「森伊蔵」を1日限定提供
JAL、日本発着ホノルル線全便を「スカイスイート」に 来年4月中旬にも
日本航空(JAL)は、2017年4月中旬より、日本とホノルルを結ぶ全便に「スカイスイート」仕様機材を投入し、サービスを強化する。
投入するのはボーイング777-200ER型機で、12月15日から東京/羽田〜ホノルル線、2017年1月9日から大阪/関西〜ホノルル線、2017年2月25日から名古屋/中部〜ホノルル線に投入。東京/成田〜ホノルル線は2017年4月中旬から投入を開始できる見通し。現在、東京/成田〜ホノルル線には、1日3便の定期便のうち2便にボーイング767-300ER型機の「スカイスイート」仕様機材を投入しており、一部の日に運航している臨時便でも投入していることがある。
JALでは、ボーイング777−200ER型機全11機に「SKY SUITE 777」を順次導入し、6月から東京/羽田〜バンコク線への投入を開始している。ビジネスクラス42席、プレミアムエコノミークラス40席、エコノミークラス154席の計236席を配置し、全席にシート電源とUSBポートを設置。
ビジネスクラスは通路を背にするヘリンボーンシートで、フルフラットとなる「SKY SUITE Ⅲ(スカイスイートスリー)」。全席が通路側の「1-2-1」配列で、ベッド長は最大約198センチ。大型ダイニングテーブルや専用収納スペース、4段階調節が可能なLEDライトを設置したほか、内側に小物入れがある可動式アームレストを開発した。トイレはビジネスクラスのみ、TOTOの「ウォシュレット」を装備している。
エコノミークラスは並び席の確保や通路へのアクセスが容易となる「3-4-2」配列を採用。シートピッチは一部座席を除いて約84センチから86センチ、アームレスト間のシート幅は約47センチ、モニターは10.6インチとなる。現行より、シートピッチは最大約10センチ、座席幅は約2センチ拡大している。
機内エンターテインメントシステムは、最新の「MAGIC-Ⅵ」で、映画や音楽など300以上のプログラムを提供。機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」を導入している。