関西国際空港、建設中の新LCCターミナルの名称発表 処理能力は年間835万人

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関西エアポートは、関西国際空港に建設中の新しいLCC専用ターミナルの名称を発表した。

新ターミナルの名称は「第2ターミナルビル(国際線)」とし、合わせて第2ターミナルビルの既存部分を「第2ターミナルビル(国内線)」とする。ターミナルの新設に合わせて、バス停留所の出発・到着場所を2ヶ所ずつ増やす。また、第2ターミナルビル内の案内表示も「第2ターミナルビル(国内線)」「第2ターミナルビル(国際線)」と表示する。また、ショッピングエリアには最新デザインを取り入れる。

「スマートセキュリティ」システムも国内で初めて導入。トレーの移動を自動化し、利用者と空港の従業員がトレーを動かす手間を省くことができる「スマートレーン」、金属探知ゲートで追加の検査が必要となった利用者に対するボディスキャナーの設置、受託手荷物のインラインスクリーニングシステムの導入を行うことで、利用者の待ち時間は従来の3分の1程度となる。

新ターミナルは第2ターミナルビルを拡張する形となり、第2ターミナルビルの敷地面積は現在より36,000平方メートル広い、66,000平方メートルとなる。処理能力は国際線は年間285万人、国内線は年間550万人となる。搭乗ゲートは11ゲート増え、計21ゲートとなる。

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(画像提供:関西エアポート)