JAL、国内線でタイムセール実施 1月〜2月搭乗分が対象、6,600円から
カイロ発東京往復ビジネスクラス75,000円の衝撃【橋賀秀紀のフカボリ!】
安くなったのはもちろん日本行きに限った話ではありません。たとえばカイロ発バンコク往復のファーストクラスが約10万3,000円。しかもドーハとバンコクの間はエアバスA380型機のファーストクラスに乗れるということもあり、航空情報が集まる掲示板「flyertalk」でも話題になりました。
今回の通貨切り下げに対応して、航空会社はエジプトポンド建ての航空券の価格を順次引き上げるでしょう。そのため、この超格安価格で購入できる期間は短いことも想定されます。
実際にカイロ発券をしようと思っている方に注意していただきたいのは、ビジネスクラスの安い航空券の中には有効期間が60日以内というものが多いということ。この場合、わずか2か月の間に2回もカイロに行かなくてはなりません。カイロ発日本往復12万円程度の航空券であれば有効期間も長く、ゴールデンウィークやお盆などのピーク時に絡めることもできそうです。
この航空券は各航空会社の日本語サイトなどで購入できますが、実際に別の航空券で日本からカイロまで行き、そこから使い始める必要がある。マイレージに余裕がある人なら日本からカイロまで片道の特典航空券を使うのも手でしょう。ちなみにカイロから日本までのエコノミークラスは片道3万円強で購入することができます。
11月9日には、残念ながら複数の航空会社でカイロ発の航空券の引き上げが確認されました。しかし、アリタリア航空など一部の航空会社ではまだ引き上げを実施せず、カイロ〜東京間のビジネスクラスは約10万円ほどで売られています。また、トランプ大統領当選の影響もあってか、1エジプトポンドが6円弱まで下がる動きも見せています。「まずCAI(カイロの3レター)より始めよ」「待てばカイロの日和あり」といったことわざもあります。しばらくはカイロ発券を注視したほうがよいことに変わりはなさそうです。