航空ジャーナリスト・秋本俊二氏、”空港のデジタル化”とファストトラベルを語る【RIMOWAトークイベント】

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ー日本でできるようになると、今後海外でセルフサービスでやっていくことも可能になりますよね。

まだ日本語対応ができていない空港もあるので、英語でやらないといけないとなるとハードルは少し高いかもしれない。

ー今後どんどんデジタル化が進んで、みなさんもセルフサービスに慣れていただければ。

その時間を短縮できるかどうかは大きい。その時間は旅じゃないですから。その時間は面倒くさい時間なので、スムーズに切り上げて、残った出発までの時間を、旅は出発までの時間が楽しい、そういう時間を過ごすのはいいんですけれど、タグを付けたり、ちゃんと届くか心配している時間は旅じゃないですからね。

ーリモワのスーツケースでは預け入れをスムーズにできて、2時間を有効に使えるということですね。

そうなってくれるといいですね。

ーオフシャルパートナーであるルフトハンザドイツ航空では3月から運用を開始しており、6,000以上のスーツケースが使用されている。航空会社として初となる2つのハブ空港で基準をクリアして、ファストトラベルアワードで金賞を受賞した、ファストトラベルに優れた航空会社。秋本さんもドイツに何回も行ったことがあると思うが、ルフトハンザに乗られたことがある。

ミュンヘンにちょっと行ってこようと思っているので、説明書見て話を聞くよりやってみたほうが早い。たぶんこれは簡単となる。自分でミュンヘンに行って体験してみようと思う。

ードイツ人の技術力は細かいですからね。
ドイツ人は割と日本人に似ていて頑固。職人の国という言い方をするが、良いと思ったことを全ての叡智を結集してやり遂げる。信頼性の高い製品はいっぱい生まれている。それとリモワとタッグを組んだというのは良いと思う。

ー12月から台湾のエバー航空でも利用可能になる。アメリカのユナイテッド航空など世界各地域の航空会社でも運用前のテスト段階にはいっている。ドイツに行かれた際にもリモワのスーツケースを試していただきたい。

試してみようと思う。

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