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JR九州、発足30周年にあわせ制服を一新 トータルアドバイザーに水戸岡氏を起用
JR九州は2017年4月に会社発足30周年を迎えるにあたり、制服を一新すると発表した。
2017年4月1日から新たに着用する制服は、ロウタスインターナショナルのクリエイティブディレクター・島﨑隆一郎氏をデザイナーとして起用し、鉄道員としての安心感、清潔感、品格を感じられるデザインとした。また、これまで同社の数々のデザインを手がけてきたドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏がトータルアドバイザーとして監修を行った。客室乗務員の制服については、それぞれの観光列車との一体感を大切にするため、水戸岡氏がデザインしている。
駅長、副駅長、新幹線車掌、特急列車車掌が着用する「接客制服ダブルジャケット」は、黒の生地に金色のパイピングをあしらった品格あるデザインとなった。つばめをモチーフとしたエンブレムを配置し、信頼感のなかに乗客をおもてなしする心を表現している。
駅員、在来線・新幹線運転士、普通・快速列車車掌が着用する「接客制服シングルジャケット」は、ダブルジャケットと同様に黒の生地を基調としている。同じくつばめのエンブレムを配置し、パイピングのカラーはグレーになっている。
盛夏用の半袖シャツはブルー生地で、清潔感とさわやかな夏の印象を与える。クールビズスタイルとし、ネクタイは着用しない。ジャケット同様のエンブレムを配置した。
乗務員を除く駅員、旅行支店などの社員が着用する女性接客制服では、上述の「接客制服シングルジャケット」のほか、スカーフ、スカート、ベストを着用する。スカーフはシルク製の金色で、冬に着用する。
技術系社員が着用する制服は、接客制服と統一感のあるグレーの濃淡色とし、ワッペンにより品格を出している。
客室乗務員の着用する制服は、従来の制服からのマイナーチェンジとなった。生地やポケットの変更により機能性を高めるとともに、これから先も長く通じるデザインとした。
同社は、新制服によりイメージアップと社員のモチベーションアップを図り、より一層安全、安心、快適なサービスを提供していきたいとしている。