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台北/桃園発東京/羽田行きピーチ機、羽田空港で一時滑走路誤進入 重大インシデントに認定
国土交通省運輸安全委員会は、12月21日台北/桃園発、東京/羽田行きのピーチMM1028便(機体番号:JA811P)が、羽田空港への着陸進入時に管制官の指示と異なる滑走路へ一時進入したとして、事故に繋がりかねない「重大インシデント」に認定した。
国土交通省やFlightradar24のデータによると、同便は12月22日午前0時30分頃、羽田空港への着陸進入中、高度約140メートルで管制官の指示と異なる、閉鎖中のD滑走路へ一時進入。その後、指示されたC滑走路へ着陸をやり直し、午前0時55分に着陸した。乗員6名、乗客158名の計164名にけが人などはいなかった。
ピーチの重大インシデントは2回目。2014年4月には、石垣発沖縄/那覇行きが着陸時に通常より低い高度を飛行し警報装置が作動、着陸をやり直している。今年7月に運輸安全委員会が公表した報告書では、機体は一時、水面へわずか72メートルまで降下していたことがわかっている。
今後、この事象について事故調査委員会が原因調査を行う。