「つま恋」、来年4月に再オープン　HMIホテルグループが不動産と商標を取得

2016年12月27日

HMIホテルグループは、ヤマハが保有し、子会社のヤマハリゾートが運営しているリゾート施設「つま恋」の不動産と商標を使用し、「つま恋リゾート“彩の郷”」として2017年4月1日より運営を開始すると発表した。ヤマハとヤマハリゾートはリゾート事業再編に伴い、つま恋の営業を12月25日で終了していた。

「つま恋」の名称を継続使用し、掛川市や静岡県の観光地としての価値向上や、音楽とスポーツをテーマとした総合型リゾート施設事業を維持向上させること、音楽ファンの聖地として日本音楽史に数々の歴史を刻む「つま恋」の土地を切り売りせず一体として今後も運営することの3点を基本条件とした入札が行われ、HMIホテルグループが選定された。

HMIホテルグループはクラウンパレスなどの7ブランドを展開し、全国で52軒のホテルと旅館、6軒のスポーツ・カルチャー施設を運営している。アルバイトや社員の雇用と取引関係は維持する見込みで、「運営事業支援交付金制度などの行政の支援を期待する」とした。

予約受付は2017年3月より開始する。