中国国際航空、キャセイパシフィック航空株を追加取得し筆頭株主に 香港メディア報道

キャセイパシフィック航空

香港の複数メディアの報道によると、中国国際航空がキャセイパシフィック航空の株式を追加取得し、筆頭株主となることがわかった。きょう1月18日にも発表する可能性があるとしている。このほかにも大規模なリストラや、中国本土線の香港ドラゴン航空への移管などを発表する可能性があると報じられている。

2006年に中国国際航空はキャセイパシフィック航空へ戦略的出資を行っているほか、キャセイパシフィック航空は中国国際航空への戦略的増資、両社の相互販売や中国本土と香港を結ぶ路線での共同運航(コードシェア)の拡大、上海での航空貨物のジョイントベンチャーなど、戦略的業務提携を行っている。現在の持株比率はスワイヤー・パシフィック社が45%、中国国際航空は29.99%。

2016年8月に発表した、キャセイパシフィック航空の2016年度上半期決算では、売上高は456億8,300万香港ドル、純利益は3億5,300万香港ドルとなり、純利益は前年同期比82%減だった。

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