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タイ・エアアジアX機、無許可で滑走路進入し着陸機と接近か 運輸安全委員会が調査
2月14日、成田空港のB滑走路で、離陸するタイ・エアアジアX機が滑走路の手前で停止するように指示されていたものの、滑走路に進入した可能性があったため、着陸進入中のチャイナエアライン機が着陸をやり直していたことがわかった。運輸安全委員会は事故につながりかねない重大インシデントに認定し、調査を開始した。
接近したのは、東京/成田発バンコク/ドンムアン行きのタイ・エアアジアX607便と(エアバスA330-300型機、機体記号:HS-XTC)と台北/桃園発東京/成田行きのチャイナエアライン106便(エアバスA330-300型機、機体記号:B-18361)で、タイ・エアアジアX607便は定刻の午後8時15分より12分早発し、午後8時3分に出発した。チャイナエアライン106便は、定刻の午後8時20分より11分遅延し、午後8時31分に到着した。
タイ・エアアジアX機の滑走路進入時には、チャイナエアライン機はB滑走路進入端から南南東約2キロ、高度約180メートルを飛行していた。