東京メトロ、PASMOで乗れる1日乗車券を販売 他社線乗り越しでもタッチで精算

東京メトロは、4月1日より、始発から最終電車まで1日乗り放題の「東京メトロPASMO1日乗車券」を販売する。

PASMO加盟事業者として初めて、1日乗車券としてPASMOを利用できるようになる。従来の磁気乗車券とは異なり、東京メトロの駅から相互直通運転先の他社の駅まで乗車するときに下車駅の精算機や窓口で乗り越し分の精算の必要がなく、自動改札機にPASMOをタッチするだけで、チャージ残高から自動で精算することができる。

利用できるものは記名PASMOで、有効な定期券情報がないものに限られる。定期券などで利用中のPASMOやクレジットカード一体型となったPASMO、PASMO以外のICカードは対象外となる。販売額は大人600円、小児300円。販売日から1ヶ月以内の指定した1日の始発から利用できる。

使用開始時から24時間有効の、磁気乗車券の「東京メトロ24時間券」は販売を継続するものの、有効期限は異なるので注意が必要となる。