デルタ航空に引き渡しのエアバスA350-900型機初号機、組み立て作業進む

デルタ航空は、今秋に導入するエアバスA350-900型機の、フランス・トゥールーズにある工場での組立状況を明らかにした。

初号機の部品の大部分は、1月にトゥールーズに到着し始め、1機目の最終組立の工程を開始した。今週にはデルタ航空のロゴがあしらわれたウイングレットが取り付けられ、今後数ヶ月内に、ロールス・ロイス社製のトレントXWBエンジン2基が取り付けられる予定。年内には5機を受領し、太平洋路線で運航を開始する計画。導入に伴い、ボーイング747-400型機は年内にも退役する。

座席は、ビジネスクラスは個室タイプの「デルタ・ワン」スイートを32席、新たに導入するプレミアム・エコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」を48席、エコノミークラス「メインキャビン」を226席の計306席配置する。全席にモニターを設置し、機内ではWi-Fiサービスを提供する。

今後、エアバスA350-900型機は25機導入する計画。エアバスA330-900neoも、2019年から受領する。

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