富士重工、運転支援システム「アイサイト」搭載モデルの国内販売台数50万台達成

富士重工業(スバル)が販売する運転支援システム「アイサイト」搭載モデルの国内累計販売台数が、2月に50万台を達成した。2008年に販売を開始して以来、8年10ヶ月で達成したことになる。

アイサイトは世界で初めて、ステレオカメラのみで自動車、歩行者、二輪車を対象としたプリクラッシュブレーキや、全車速追従機能付クルーズコントロール等を実現したシステム。日本以外にも、世界各市場で販売しており、2016年11月には世界累計販売台数が100万台を達成している。

アイサイトの予防安全性能は、アメリカで道路安全保険協会(IIHS)の2017年安全評価の前面衝突予防性能試験で最高評価「Superior」を獲得。日本では国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が実施する予防安全性能アセスメントで最高評価であるJNCAP「予防安全性能評価 ASV++」に選定されている。欧州の新車評価基準であるユーロNCAPの2016年安全性能総合評価では、最高評価のファイブスターを獲得している。