福岡空港から約7.3億円を無許可で持ち出そうとした4名、門司税関が告発

門司税関福岡空港税関支署は、4月20日に福岡空港から日本円を香港に無許可で持ち出そうとした4名を摘発し、関税法違反で福岡地方検察庁に告発したと発表した。

摘発された4名のうち2名は、1億8,522万円と1億8,000万円をキャリーバッグ内に隠匿し、出国待合室にいたところを、警察官から通報を受けて臨場した税関職員に発見された。関税法111条第3項と第1項第1号(無許可輸出未遂)、刑法第60条違反で告発した。残りの2名は、1億8,000万円と1億9,000万円を福岡空港3階のセキュリティエリアに持ち込んでいたところを発見された。関税法第111条第4項と第1項第1号(無許可輸出予備)、刑法第60条地方税法第72条の109第1項で告発した。

同日には、福岡市内のみずほ銀行福岡支店前で現金約3億8,000万円が強奪された。報道によると、この事件との関与は薄いとみられている。