NTTドコモ、訪日外国人向けに無料のSIMカード提供 広告閲覧で高速通信可能

NTTドコモは、訪日外国人向けにプリペイドSIMカード「Japan Welcome SIM」の提供を7月1日より開始する。

料金プランは無料の「プラン0」、1,000円の「プラン1,000」、1,700円の「プラン1,700」3つで、訪日前に自国で対象の広告動画の閲覧などを行うことで、15日間無料でデータ通信の利用ができる。通信速度はいずれのプランも128Kbpsで、100MBあたり200円か500MBあたり700円を支払うか、広告の閲覧、アンケートの回答などで高速データ通信容量を無料でチャージできる。「プラン1700」では500MB分の高速データ通信容量が予め付与されている。「プラン0」は10月頃より提供を予定している。SIMカードの大きさは通常、microSIM、nanoSIMの3種類。

対象となるのは満20歳以上の訪日外国人旅行者で、対応言語は英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語、日本語。SIMカードは、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港のJALエービーシーカウンター、ドコモショップ博多バスターミナル店で受け取ることができる。

さらに、パートナーのサービスと「Japan Welcome SIM」を組み合わて提供することができるサービスも提供する。ホテルや旅行代理店などが「Japan Welcome SIM」をあわせて販売することができるほか、自社のサービスやアプリ利用時の高速データ通信容量をカウントしないサービスなども提供できる。まずは東急ホテルズ、ブッキング・ドットコムとともに取り組みを行う。

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