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深夜発着の利便性は? ジェットスター・ジャパンの東京/成田~上海/浦東線利用で2泊4日モデルケース【レポート】
そして午後11時40分頃に浦東空港第2ターミナルに到着。Cカウンターの前にはチェックインを行う乗客が列を成していた。4つのカウンターが空いていたものの、手続き完了までに40分ほど要した。対して手荷物検査や出国審査に関しては、同じ時間帯の便が少ないためスムーズに進み、10分とかからずに通過できた。
ゲートはD79。出発前にシャワーなどを使う場合は、69番ゲート付近の69ラウンジが開いている。
事前に案内されていた搭乗開始時刻の午前1時35分に予定通り搭乗が始まり、復路は定刻で出発した。深夜便のため、最低限のサービスが行われたあとに機内の照明が落とされ、ほとんどの乗客が眠りについていた。
成田空港で設定されている午前6時までの離発着制限時間を避けるため、房総半島上空付近で数分間待機し、日本時間の翌6時10分に時間通り成田空港に到着した。電車やバスの始発が動いている時間なので、機内販売で購入した東京シャトルの割引乗車チケット(900円)を使って帰宅した。
今回は大きな遅れにはならなかったものの、心配されていた浦東空港の空域混雑の影響を早速受けることとなってしまった。現在の浦東空港の状況を考えると、今後大きな影響が発生することがないとは言えない。GK35便が大幅に遅延した場合は折り返しのGK36便もその遅れを引きずるため、帰国日に重要な予定を入れていると大きな影響を被る可能性もある。とはいえ夜間に低価格で移動できるのは理想的であり、そういったリスクとのバランスを考えながらスケジュールを組む必要があるだろう。