エイチ・アイ・エスとWILLER、ヨーロッパで周遊バス商品を造成 ツアーバスに乗りたい区間だけ乗車可能

エイチ・アイ・エスとWILLERは、ヨーロッパで周遊バス商品を造成し、7月8日より販売を開始する。

ヨーロッパ4カ国13都市の移動途中にある人気観光地へ立ち寄ることで、鉄道では訪れにくい都市の観光も楽しめ、旅行者は行きたい観光地を結ぶバスを自由に組み合わせて購入できる。バスを利用したパッケージツアー商品も造成することで安価なツアーも提供できるようになる。車内では日本語と英語による観光情報提供サービスを提供するほか、乗降地や立寄地で使える携帯端末を利用したオーディオガイドで観光をサポートする。立ち寄り地ではオーヴィエールでは30分、それ以外は約2時間滞在する。運行はMIKIトラベルが行う。

運行期間は10月17日から11月16日まで。パリ発で週2本、合計10本を運行する。パリを出発し6日間かけてパリに戻るスケジュールのバスで、1日目はパリからベルサイユ経由でブリュッセル、2日目はブリュッセルからブルージュ経由でアムステルダム、3日目はアムステルダムからケルン経由でフランクフルト、4日目はフランクフルトから今マール経由でストラスブール、5日目はストラスブールからナンシー経由でランス、6日目はランスからオーヴィエール・トロワ経由でパリに戻る。

オープニングセールとして、バス乗車券を1区間3,800円から、パリ発ベルサイユ経由ブリュッセル着の1泊2日コースを2名1室利用で9,800円からなどで販売する。

eurostat2014によると、ヨーロッパ域内での旅行者は年間約12億人で、陸路の市場規模は約10億人、バスの市場規模は約5,000万人規模だという。

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