スクートとタイガーエア、きょう合併 大阪/関西経由ホノルル線の就航を発表

スクートとタイガーエアは、きょう7月25日に合併し、新社名のスクート・タイガーエア・プライベート・リミテッドとして運航を開始した。ブランドはスクート、2レターコードはTRを使用する。

ブランド統合式典では、新たに2018年6月末までの新規就航都市として、マレーシアのクチンとクアンタン、インドネシアのパレンバン、中国のハルビン、ホノルルへの就航を発表した。ホノルルへは大阪/関西経由で運航する。クチンとパレンバン線は、シンガポール航空グループのシルクエアーの路線を引き継ぐ。これらの都市を合わせると、18カ国65都市にネットワークを広げることになる。

大阪/関西へは現在、高雄経由シンガポール線とバンコク/ドンムアン経由シンガポール線をそれぞれ週3便運航しており、新たにシンガポール直行便が加わることになる。経由便2路線の運航も継続する。

また、客室乗務員の制服を変更するとともに、新しいスローガンも発表した。いずれもスクートのブランドカラーである黄色と黒で、女性の制服はウエストラインを高くし厚みのある生地、男性の制服はポロシャツをよりシャープなシルエットで、機能性を重視したものへ変更した。新スローガンは「Escape the Ordinary-日常から飛び出そう」とした。機体もスクートのデザインとなり、2018年半ばまでに全機の塗装変更が終了する。

リー・リクシン最高経営責任者(CEO)は、「タイガーエアの歴史に幕を閉じると同時に、本日は新しいスクートの誕生となりました。タイガーエアとスクートがこれまで創り上げたものを基盤として、私たちは今後一層拡大してまいります。お客様には今まで以上に多くの選択肢と新たな価値、そしてより一層快適なフライトを提供することを約束いたします。」とコメントした。

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