LINEで外貨両替を試してみた キャンペーン期間中はかなりお得【レポート】

LINE PayとSBJ銀行が7月24日より提供を開始した、スマートフォンで外貨両替ができる「LINE Pay外貨両替」。両替手数料と宅配手数料が無料、先着1,000名に500円分のLINE Pay残高がプレゼントされるキャンペーンが開催されているということなので、早速利用してみた。

「LINE」アプリからLINE Pay画面に遷移し、「外貨両替」ボタンを選択すると、「LINE Pay外貨両替」のページが表示される。申込限度額は1日10万円、1ヶ月あたり30万円となる。SBJ銀行の両替所で受け取ることができる金額は1日あたり10万円以下となる。

申込時点で表示されるレートが適用され、申込完了後の変更や解約は原則的にできない。やむを得ない事情があるとSBJ銀行が判断した場合のみ、解約することができる。解約の申込はSBJ銀行のコールセンター(電話:0120-015-017)でのみ受け付ける。

対応通貨は韓国ウォン、米ドル、中国元、ユーロの4通貨で、韓国ウォンは100,000ウォン、米ドルは100ドル、中国元は100元、ユーロは100ユーロが最低利用金額となる。為替手数料はSBJ銀行の基準レート(仲値)に対して、米ドルは1米ドルあたり3円、中国元は1中国元あたり1.65円、韓国ウォンは両替金額の3%、ユーロは1ユーロあたり4円となる。

今回は100米ドルを両替。優遇前レートは114.00円、優遇後のレートは111.00円だった。為替手数料は9月15日まで無料のキャンペーン期間中は無料となる。

ちなみに同日のトラベレックスジャパンのレートは1米ドル113.52円だった。両替手数料無料期間中は「LINE Pay外貨両替」のほうが割安になるものの、無料期間終了後はトラベレックスジャパンのほうが割安になる(配送料を考慮せず)。ちなみに新韓銀行が独自に提供している外貨両替サービスとのレートは同じだった。

支払いはLINE Pay残高かPay-easyによる金融機関口座から行うことができる。今回は、LINE Payの残高を選択した。支払後には申込番号や受け取り場所などが表示され、申し込み手続きは終わり。

羽田空港(国内線・国際線)、福岡空港、博多港のSBJ銀行の両替所での受け取りは申込日の翌4日目以降となる。祝日や休日を挟む場合には2営業日後以降の受け取りとなる。宅配での受け取りの場合は、原則翌営業日に日本郵便の一般書留で発送される。宅配を選択した場合には、両替金額3万円未満では600円、3万円以上5万円未満では300円の配送料が別途必要となる。両替金額5万円以上では無料となる。

申し込み完了と発送時には、「LINE Pay Team」からLINEで連絡される。

結局、申込翌日の夜に高輪郵便局から発送され、発送の2日後にSBJ銀行の封筒に入った米ドルが一般書留で到着した。

中には折れ目がない綺麗な50米ドル札1枚、10米ドル札4枚、1米ドル10枚と明細が入っていた。100米ドル札1枚ではなく、小額紙幣と組み合わせていたので、現地で利用しやすい。

LINE Payでは2016年に、新韓銀行と外貨両替サービスを開始しており、韓国内の全ての新韓銀行のATM約7,000台で、LINE Pay残高から韓国ウォンへの両替サービスを提供している。

先着1,000名にLINE Pay残高500円分をプレゼントするキャンペーンも開催しており、夏休みの旅行の際にはぜひ利用したい。