次世代指紋認証システム「Touch&Pay」の実証エリア拡大 指紋でチェックインや免税手続きにも対応へ

JTBコーポレートセールスは、次世代指紋認証システム「Touch&Pay」のサービス実証を10月1日より拡大する。

創建、オープントーン、Liquid、日本観光振興協会と連携してサービス事業者や地域に機能を提供する。訪日外国人は指紋認証を活用して、パスポートや財布、チケットなく様々な決済手段を利用できるようになる。すでに2016年10月から関東地区を中心に実証を行っており、10月1日からはサービスエリアを日本全国に拡大し、約400施設で対応する。

「Touch&Pay」では、ポイント、チャージした現金、クレジットカード、電子チケットと指紋を紐付けることで指紋での決済や利用ができる。2018年からは、予めパスポート情報などを登録することで、ホテルでのチェックイン時に指紋認証を行うだけでチェックインが完了する「スマートチェックイン」や免税手続きができる「スマート免税手続き」への対応も行う。