運賃コミコミ3,000円で機内食・預け荷物30kg・全席エンタメ付きの鬼コスパ マリンドエアに乗ってみた【搭乗レポート】

機内はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制。搭乗率は60%ほどで、機内後方はガラガラだった。機内は一目見て綺麗だとわかるほどピカピカで、機体の新しさが伺える。

筆者は身長178cmだが、普通に座った状態でパスポート1冊分の余裕があった。この後に利用したエアアジアでは拳1つ分がギリギリ入る程度だったので、かなりゆったりとした作りだといえるだろう。

機内誌はシンプル。マリンドエアのグッズも販売していた。

特筆すべき点は、エコノミークラスでも全座席にモニターがついていることである。映画や音楽、ゲームなどの機内エンターテイメントが無料で利用できるだけでなく、機内の非常口等の説明ビデオなどを流すことでCAの業務削減につながっていた。邦画はなかったが、ハリウッドの有名な作品などは充実しており、ライナップは豊富だった。イヤホンも無料でサービスされている。

機内食も無料でついてくる。今回は短距離路線だったので、軽食のみであったが、ピザとマフィン、水が提供された。ピザはチーズがとろとろで非常に美味しかった。搭乗率が低かったため、CAが乗客一人一人におかわりが欲しいかどうか聞いて回っていた。

1時間25分のフライトはあっという間で、次もぜひ利用したいと思えるフライトだった。運賃は諸税等コミコミで3,198円。上空で美味しいピザを食べられただけで、もはや満足できるレベルである。レガシーキャリア並みの充実したサービスをLCC料金で実現しているマリンドエアは、2023年までに100機体制にまで拡張させる計画だという。日本就航が待ち遠しいと感じた。

写真は快く写真撮影に応じてくれた客室乗務員の2人。

(搭乗日:2017年9月13日)

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