香港民間航空局、香港エクスプレスの新路線開設や増便を一時的に禁止

香港民間航空局は、香港エクスプレス航空に対して新路線開設や増便、航空機の受領を禁止した。期間は2018年4月30日までで、すでに当局が承認した就航地や航空機については、対象から除外される。

10月の国慶節期間中に、香港と大阪/関西、名古屋/中部、ソウル/仁川を結ぶ計18便を乗員不足の影響で欠航したことによるもの。

香港エクスプレス航空は声明で、今後6ヶ月以内に体制を改善するとして具体的な改善案を公表した。期間契約の従業員の雇用契約を無期限に切り替えるとともに、トレーナーと乗務員の比率の見直し、カスタマーサービスの強化、客室乗務員の募集を行う。香港民間航空局には改善状況を毎月報告する。

香港民間航空局は、香港エクスプレス航空が欠航を発表した後に、詳細な報告を求めており、香港エクスプレス航空では10月6日と24日に報告書を提出している。安全性を損なう要素はなかったとしている。短い期間にトレーナーが複数人退職したことが要因だった。

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