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ボーイング787型機初号機、12月17日に「FLIGHT OF DREAMS」内に移動へ 約900メートル、公道も通行
中部国際空港は、現在建設中の複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」に、現在駐機場に留め置かれているボーイング787型機初号機(ZA001)を12月17日に移動させることを、12月4日に東京都内で開いた会見で明らかにした。
現在の位置から約900メートル離れた、建設中の施設内にANA中部空港のトーイングカーを用いて移動させる。移動開始時間は午前11時30分を予定しており、日没までに建物内に移動する。荒天の場合は翌日以降に順延する。昼間に公道を機体が通行するのは国内では初めてになるという。途中、臨時駐車場に駐機し、臨時駐車場と飛行機の見える丘公園の一部から一般利用者が見学・撮影できる時間も設ける。
ZA001は、2009年12月15日にアメリカ・エバレット工場隣接のベーンフィールド空港で初飛行を行い、2015年6月22日に最終飛行として中部国際空港に着陸した。同年7月7日にはボーイングが中部国際空港に寄贈した。ボーイング787型機の機体構造体のうち約35%が日本、東海地方に拠点を置くパートナー企業が担っており、機体部品はドリームリフターでアメリカ・ワシントン州のエバレット工場に運んでいる。
「FLIGHT OF DREAMS」が2018年夏の開業を予定しており、ANAと日本航空(JAL)がそれぞれ2つのコンテンツのスポンサードを行うことも合わせて発表となった。