東海汽船、伊豆諸島向けに貨客船を2020年7月に導入　「さるびあ丸」を置き換え

東海汽船は、伊豆諸島航路向けに貨客船1隻を2020年7月頃に就航させる。

1992年より東京～伊豆大島～神津島航路と夏季の東京湾納涼船として就航している「さるびあ丸」を置き換えるもので、総トン数は1,000トン増加する。安定した運航やエネルギー効率の向上、バリアフリーへの対応も行う。伊豆諸島は星が美しく見える「プラネタリウムアイランド」として近年注目されていることから、夜の航海を楽しむための工夫を随所に組み込む予定。

建造する造船所や費用は公募するため未定。船体のカラーリングデザインは、2020年6月頃に就航する高速ジェットフォイルと同様に、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムのデザインを手掛けるアーティストの野老朝雄氏に依頼したという。

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