国土交通省が行う相乗りタクシー実証実験、JapanTaxiが参加　専用アプリで配車依頼、運賃は事前確定

JapanTaxiは、2018年1月22日から3月11日まで、国土交通省が東京23区と武蔵野市、三鷹市で行う相乗りタクシーの実証実験に参加する。

利用の際には1月22日にリリースするiOSアプリ「相乗りタクシー」アプリをダウンロードした上で、アプリ上から乗車地と目的地が近い相乗り相手を探し、1台のタクシーに乗車する。乗車料金は登録したクレジットカードで支払われる。日本交通の300台の車両が実証実験の対象となる。

運賃は、相乗りする利用者の最初の乗車地から最後の降車地までの走行距離に応じて算定した金額を、各利用者が単独で乗車した場合の推計走行距離に応じて按分して算定する。事前に運賃は確定しており、乗車前に金額がわかる。

事前登録キャンペーンとして、抽選で「全国タクシー」の初回利用クーポンを抽選で100名にプレゼントする。

実証実験後は、国土交通省でマッチングの成立状況、運賃水準の検証、利用者アンケート結果などを踏まえて制度化に向けて検証を行う計画。割安な運賃でタクシーに乗車できることによって利用者の選択肢を増やし、利便性の向上を図る。