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乗り心地はほぼ新幹線? 青春18きっぷで東京〜名古屋間を移動する神ルートはこれだ
ホームライナー浜松3号を使い倒せ
■おすすめダイヤ
沼津(18:31)〜浜松(20:10/20:12、乗り換え不要)〜豊橋(20:46)/毎日運行
次に乗るのはホームライナー浜松3号だ。この列車は全席指定席で、グリーン車より若干足元は狭いがリクライニングシートとなっている。ホームの券売機で買っても車内で買っても指定席券は320円。この列車も指定席券を購入すれば青春18きっぷで乗車できる。
午後5時45分に沼津に到着したら、まず駅で駅弁を購入するのがおすすめだ。ホームライナー浜松3号の座席にはテーブルがあるので、駅弁とビールを買って車内で食べれば一気に旅感が増してくる。駅ビルのスーパーにはお惣菜やお弁当が売られているが、ここはぜひ1891年創業の老舗「桃中軒」のお弁当をゲットしたい。桃中軒の駅弁は駅ホームのほか、南口改札を出たところでも購入できる。
筆者は限定物に弱いので、静岡限定ビールも勢いで購入してしまった。出発まで若干余裕があるので、沼津の街をふらふらしてみるのも良いかもしれない。このダイヤの列車は浜松駅でそのまま豊橋行きの普通電車に変わるので、浜松での乗り換えは不要だ。先ほどの東京〜沼津間のグリーン車と同じく、この列車も東海道線を走るホームライナーでは最長区間であり、最もお得なダイヤといえる。
あとは名古屋まで普通列車に乗るだけ
■おすすめダイヤ
豊橋(20:49)〜名古屋(21:43)/毎日運行
ここまでの行程で乗り換えは沼津での一回のみ、全てリクライニングシートで豊橋まで来ることができた。ここまで来ればあとは裏技などはなく、ただただ名古屋まで乗るだけである。
さいごに
東京から名古屋まで行く途中で乗り換えたのは沼津と豊橋での2回のみ。しかも豊橋駅までは全てリクライニングシートで移動できた。乗車時間の合計は5時間25分で、そのうち通常車両に乗ったのは最後の54分だけなので、リクライニングシート率は全体の約83%である。料金は青春18きっぷ一回分の2,370円+グリーン車券780円(平日は980円)+ホームライナー指定席券320円の合計3,470円。新幹線や飛行機に比べて圧倒的に時間はかかるが、この行程であれば料金を安く抑えながらも楽な移動ができ、かつ旅をしている気分にもなれる。今回利用したダイヤは休日平日関わらず毎日運行されているので、青春18きっぷを使って東京〜名古屋間を移動する際には参考にしてみてはいかがだろうか。