JTB、アライアンス航空と豪国内線でチャーター契約 エアーズロックなどへチャーター便利用ツアー造成

アライアンス航空

JTBとオーストラリアのアライアンス航空は、オーストラリア国内線のチャーター運航について契約を締結した。

近年、日本からオーストラリアへの供給座席数は増えているものの、ケアンズ、ブリスベン、シドニー、メルボルンなどのオーストラリア東海岸に集中しているとともに、オーストラリア経済の活性化や世界的な旅行需要の高まりから、オーストラリア国内線の座席の確保の厳しさが増しているという。アライアンス航空と日本の旅行会社との契約は初めて。定期便の座席の確保が難しい、ウルル(エアーズロック)などオーストラリア内陸部へ、アライアンス航空のチャーター便を利用するツアーを造成していく計画で、まずは「JTB旅物語」で、ゴールドコーストからエアーズロックへの1日観光を組み込んだ商品を2月下旬にも発表する。

JTBは4月1日から2019年3月31日まで、「グローバル・デスティネーション・キャンペーン」をオーストラリアを対象に展開する計画で、オーストラリア政府観光局と共同で、マーケティング活動や商品開発などを展開していく。2017年度比120%となる8万人の送客を目指している。

アライアンス航空は、2002年に設立したオーストラリア最大規模のチャーター航空会社。国際航空運送協会(IATA)が設定した安全監査プログラム(IOSA)も取得している。フォッカー50、フォッカー70、フォッカー100の3機種を保有している。

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