羽生結弦選手の金メダル祝う、ANA本社で祝勝会開催 家族全員ファーストクラス航空券プレゼント

平昌冬季オリンピックのフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した、羽生結弦選手の祝勝会が、2月26日午後に全日本空輸(ANA)本社で開かれた。

壁面にCMの写真とともに社員からのメッセージが飾られた会議室には、ANAグループ社員約60名が集まった。登場した羽生結弦選手は、「金メダルという一番重いものを持って帰って来れて、本当に良かった。」と話した。

66年ぶりの2連覇にちなんだ66本のバラのほか、サプライズプレゼントとして片野坂真哉会長は、「世界の宝、ANAの誇りとなる。ぜひご家族でANAのファーストクラスに乗って、皆さんでごゆっくりしていただきたい。」と話し、家族全員ファーストクラス航空券の目録を手渡した。ファーストクラスでどこに行きたいかという質問には、「家族のことは家族でゆっくり。自分はANAにサポートして頂いて、2度くらいファーストクラスに優勝した時に乗せていただいたことがある。本当に広々としていて特別な空間を家族全員で味わえるのは嬉しいとなる。色々検討します。なるべく高いところに。」と話した。2015年のソチ冬季オリンピックの際には、「全世界どこでも家族旅行」がプレゼントされている。

羽生結弦選手は、「成功することは一回挑戦したからできることではなくて、当たり前のような成功を掴み取ることが本当にどれだけ難しいかということを、ここに帰ってきてすごく感じている。飛行機って僕達が乗っている時、普通に離陸して、普通に着陸して、それが本当に当たり前ですけれど、当たり前の成功の中には、たくさんの方々が当たり前のために働いていて、当たり前をサポートしていて、そういった当たり前の成功のために尽力してくださっている方々がいる。そういう会社の人間の一人として、成功を持ってこれたのは喜ばしいこと。こういう会社にサポートしていただいて幸せ。」と話した。

羽生結弦選手は2013年7月にANAと所属契約を締結。CMの出演、広告露出、機内誌での特集、キャンペーンなどへの協力といった取り組みを行い、平昌冬季オリンピックのCMにも出演した。