エースホテル、京都に2019年末にオープン 建築デザインは隈研吾氏

エースホテル京都

NTT都市開発は、エースホテルとホテル運営委託契約を締結し、2019年末に京都・烏丸に「エースホテル京都」をオープンすると発表した。

NTT都市開発は、京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町にある歴史的建築物である旧京都中央電話局を活用した「新風館再開発計画」を進めており、隈研吾氏が施設の建築デザインを監修している。エースホテルは計画の核として誘致した。客室数は213室となる見通し。

エースホテルは1999年に創立した、アメリカ・ニューヨークに本社を置く企業。シアトル、ポートランド、ニューヨーク、パームスプリング、ロンドン、ロサンゼルス、ピッツバーグ、ニューオーリンズ、シカゴに、ホテルごとにこだわったデザインや、地元の人も集うコミュニティづくりに秀でた9軒のホテルを展開しており、世界中に多くのファンがいる。

エースホテルのブラッド・ウィルソン代表取締役社長は、「日本で事業を展開することは、私達の長年の夢でありました。京都の美と歴史に敬意を表しながら、世界に広がるネットワークと新しいカルチャーを育くむ空間を造るという、私達の共通の夢の完成に向けて、NTT都市開発や隈研吾氏をはじめとする、名実ともに優秀なチームとご一緒できることは、光栄であり身が引き締まる思いとなる。」とコメントしている。