ANA、11月21日〜27日搭乗分「トクたびマイル」設定 東京/羽田〜石垣・宮古線が7,500マイルなど
覚えておきたい「バニラエア特典航空券」、燃油サーチャージゼロの利点も【コラム】
同便の航空券を購入した場合、預け入れ手荷物が付いていない「シンプルバニラ」で40,930円で、預け入れ手荷物20キロと支払手数料を含めた場合の支払総額は45,530円。1マイルあたりの価値は約5.36円相当になる。
例えばファーストクラスの特典航空券に交換した場合、1マイルあたりの価値は10円を超えるとも言われている。ANAやJALの航空券ができる電子クーポンに交換した場合は、会員ランクや交換数によって異なるものの1円〜1.7円で、できるだけ価値を最大化しつつ、行きたいところに行くのが賢い使い方だ。「バニラエア特典航空券」の場合、ANAの国際線特典航空券と異なり片道で使えるのもポイントで、どうしても繁忙期に移動しなければいけない時には有力な選択肢になることがわかった。
ちなみに、JALマイレージクラブでも「ジェットスター特典航空券」への交換ができるものの、日本〜香港線の必要マイル数は片道10,500マイルと「バニラエア特典航空券」より割高だ。さらに、コールセンターのみでしか予約ができないにも関わらず、コールセンターでの予約発券手数料を2,160円徴収するなど、コストパフォーマンスは「バニラエア特典航空券」に大きく劣る。
ほぼ満席の深夜便で、両隣に挟まれた座席というのはちょっと嫌なので、座席指定をする。筆者の場合は普段は前方通路側を指定するが、4〜5時間程度の深夜便の時は前方か後方の窓側、預け入れ手荷物がある場合は後方を指定する事が多い。今回は最安のスタンダードシートで、後方の窓側を指定した。ANAマイレージクラブの上級会員であろうと、もちろん優遇はない。
香港〜東京/成田線の片道特典航空券の発券に必要なマイル数は8,500マイル、諸税は3,490円、スタンダードシートの座席指定料700円を加えた4,190円をクレジットカードで支払って予約完了。
ANA特典航空券ではハイシーズンとなる時期や、燃油サーチャージが高額の場合、今回のようにそもそも選択肢がない時などには、「バニラエア特典航空券」を使うのもアリ。覚えておきたい”隠れ技”だ。