JAL、LCC事業参入を正式発表 ボーイング787-8型機2機でスタート

日本航空(JAL)は5月14日、東京・天王洲の本社で記者会見を行い、格安航空会社(LCC)事業に参入すると発表した。7月にも成田空港を拠点とする新会社を設立し、2020年夏ダイヤからの運航開始をめざす。

同社は2011年、カンタス航空、三菱商事との共同出資によりジェットスター・ジャパンを設立。2012年より運航を開始し、国内線と短距離国際線を展開している。新LCCは当初はボーイング787-8型機2機を導入し、中長距離線に特化することで住み分けを図る。

国内のLCCを巡っては3月22日、ANAホールディングスが傘下のピーチ・アビエーションとバニラエアの統合を発表。中長距離線へ進出する意向を示している。

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