JR東海、新大阪駅の社員が利用者からきっぷ代搾取 社員は解雇

JR東海は、新大阪駅の駅社員が、利用者から運賃や料金を不正に収受し、着服したと発表した。

5月13日に外国人とみられる利用者が、新大阪駅で前日に購入したきっぷの券面金額と支払った金額に相違がある旨を申告したことから調査を行い、発覚した。利用者の注文より1名分多くのきっぷを発券し、運賃・料金を不正に収受した上、その後払い戻しを行うことで現金を着服していた。過去の販売実績データから、不正に運賃・料金を収受収受していたケースは7件で、着服額は100,860円に及んだ。申告した利用者には、過剰に収受した金額を返金した。社員は懲戒解雇処分とした。

4月1日・5日・6日・27日・30日、5月4日にJR東海の新大阪駅きっぷうりばできっぷを購入した一部の利用者が、過剰に運賃・料金を支払った可能性があるとしており、申し出があった利用者には確認の上、返金する。5月24日午前10時から新大阪駅でお知らせを掲示しているほか、JR東海のホームページには英語版のリリースを掲載している。

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