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キャセイパシフィック航空、エアバスA350-1000型機を初受領へ バイオ燃料使用したデリバリーフライト実施
キャセイパシフィック航空は、エアバスA350-1000型機の初号機を受領する。
デリバリーフライトは、6月19日にフランス・トゥールーズのエアバス本社から行い、従来のジェット燃料に比べてライフサイクル温室効果ガス排出量を最大で80%削減できるバイオ燃料を混合したジェット燃料を使用する。2016年にエアバスA350-900型機の初号機を受領した際には、当時業界で最長となるバイオ燃料を使用したデリバリーフライトを運航した。これまでに受領したエアバスA350-900型機22機でも、代替ジェット燃料を10%混合したジェット燃料を使用している。
キャセイパシフィック航空では、アメリカ・カリフォルニア州に本社を置く、都市ゴミから再生可能な航空燃料を生産する技術の研究開発を手がけるフルクラム・バイオエナジー社に出資しており、アメリカ・ネバダ州で2020年に操業を開始する計画。年間で1,000万ガロン以上を生産でき、キャセイパシフィック航空も生産した燃料を使用する。
キャセイパシフィック航空では、エアバスA350-1000型機を年内にさらに7機を導入するほか、今後4年間で20機を受領することを計画している。