ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
12万円で南米へ行き、アジア行き無料航空券をゲットする裏ワザとは【橋賀秀紀のフカボリ!】
たとえば東京からミャンマーのヤンゴンまで特典航空券で往復する場合、どのくらいマイルが必要になるのでしょうか。こういうときに役立つのがMilezです。
これによればエコノミークラス利用時に、ANAマイレージクラブなら30,000マイル(ローシーズン)、ユナイテッド航空のマイレージプラスなら40,000マイル必要なのに対して、エーゲ航空は必要マイル数が25,000マイルと少ないことがわかります。ビジネスクラスも42,000マイルですからかなりお得ですね(片道なら21,000マイル)。ちなみにエーゲ航空のマイルといえばかつてはギリシャに電話しないと予約がとれないという点が最大のネックでしたが、現在は同社のアプリを利用して発券ができるようです。
これらの情報を組み合わせれば、「日本からエチオピア航空でブエノスアイレスに行く→エーゲ航空にマイルを貯める→貯めたマイルを利用して日本からスターアライアンス各社で東南アジア各都市へ無料航空券の旅を楽しむ。」ということがもともとの航空券代の12万円台に加えて、特典航空券の燃油サーチャージなどの諸経費のみで実現してしまいます。
ちなみに成田を水曜の夜に出て、翌週月曜の夜に戻ってくるプランの場合、ブエノスアイレスに約50時間滞在することができる。エコノミークラスで往復約70時間と体力的には厳しいフライトになりますが、エチオピア航空ではオークションによってビジネスクラスへのアップグレードも受け付けているので一部区間だけでもビジネスクラスにしてみるのもいいかもしれません。筆者は4月下旬に成田からアディスアベバに行く際、落札最低価格よりも5米ドル高いだけの355米ドルでビジネスクラスにアップグレードした。ただしアップグレードとなってもマイルの積算率はもとの航空券の条件のままとなります。
今後も、こうした掘り出し物の航空券があれば発掘していきたいと考えています。