エアバス、ドイツ・ハンブルクにA320ファミリーの製造ライン

エアバスは、A320ファミリーの製造ラインを、ドイツのハンブルクで稼働した。

世界で4ヶ所目となるA320ファミリーの製造ラインで、2019年半ばまでに単通路型プログラムの月産レートを60機に増加させることを目標としている。現在はヨーロッパ、アメリカ、中国の工場で製造している。

製造ラインは胴体に自動穿孔する7軸のロボットが2台設置しており、ロボットは胴体上部の穴あけの約80%を担い、人間工学的に作業環境を改善した。ロボットは正確性の高い穿孔技術を備えていることからやり直し作業を減らし、恒常的に高い製造の質を確保できるという。

A320ceoとA320neoファミリーはこれまでに14,000機以上の受注し、8,100機以上を引き渡している単通路型機。現時点で15%以上の燃費削減を提供し、2020年までに20%の燃費削減を可能とする。