【搭乗レポート】乗り継ぎが快適なワルシャワ経由でロンドンへ、LOTポーランド航空に搭乗した

今回搭乗するボーイング787-8型機には、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの設定がある。当日機内でもプレミアムエコノミークラスへのアップグレードを募っていた。機内アナウンスはポーランド語、英語、日本語で行われるが日本人クルーは搭乗していない。

LOTポーランド航空 搭乗記

プレミアムエコノミークラスの座席

機内に入るとプレミアムエコノミークラスが見えてきた。座りたい気持ちを抑え、自分の座席へと向かう。

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バルクヘッドの座席

エコノミークラスの座席配列は「3-3-3」。今回はチェックインの際に中間列で通路側の20Fを指定した。足元が広い分、レストルーム付近のため少し人通りが多く良い点と悪い点両方を兼ね備える。広さは前回座った窓側の通常席に比べ格段に広い。身長180cmの筆者が座ってもまっすぐ足を伸ばすことができ、非常に快適な睡眠ができた。

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座席

機内エンターテインメント用のモニターやテーブルはアームレスト内かその下に収納されている。座席の大きさはANAのボーイング787型機のエコノミークラスとさほど変わらないように思える。

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安全のしおりなど

座席の前には安全のしおりやポーランド語と英語表記の機内誌「KALEIDOSCOPE」、免税品販売の冊子があった。機内誌や機内エンターテイメントの冒頭ではイスラエルのテルアビブを特集していた。

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コンセントとUSB端子

非常口座席のため、コンセントとUSB端子は座席下の間にあった。

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座席の前にはモニターがあり、飛行中はフライトマップを表示していた。表記はポーランド語と英語であった。

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4本の邦画

機内エンターテイメントは他社と同じで映画や音楽、ゲームがあった。邦画も4本のみであるが観賞が可能である。また「キングスマン」シリーズや「オリエント急行殺人事件」など日本でも上映実績のある一部の映画は日本語字幕に対応していた。基本的な言語はポーランド語、英語、ドイツ語、ロシア語となる。字幕は日本語、韓国語、中国語が映画によってある。

離陸後安定姿勢に入りまもなくすると1回目の機内食(昼食)のサーブが始まった。

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チキンとフィッシュから選択でき、前回フィッシュを食べた筆者はチキンを選択した。メインは鶏の唐揚げの甘酢あんと白米が一緒になった和食であった。その他、フレッシュサラダ、パン、野菜のマリネ、フレッシュフルーツがあった。前回のフィッシュ同様非常に美味しく頂けた。ドリンクは各種ソフトドリンクやアルコールが選択でき、ビールにはポーランドビールもある。

食後、ハンドクリームをつけるため座席前方のレストルームへ向かった。

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いたって普通だが、洗面所にはココナッツの香りのハンドクリームがあった。

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食後、食器が回収されると機内は徐々に暗くなり始めた。

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機内最後部にはミニバーが設けられており、プレッツェル、インスタントラーメン、各種ドリンクが置いてあった。便によってはポーランドのチョコレートバーも置いてあり、非常に美味しいのだが今回はなかった。

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昼行便のため機内には映画を観賞する人や眠る人が混在している。搭乗率は80〜90%くらいだろうか。1列空席という座席は見つからなかった。また前回に比べて日本人搭乗客が多かった。

機体はロシア上空を通り、着陸の2時間前のウクライナに差し掛かったところで2度目の機内食がサーブされた。

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