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ピーチ、エアバスA321LR型機を発注 2機を発注変更で
ピーチは、エアバスA321LR型機を発注した。イギリス・ロンドン郊外で開かれている、ファンボローエアショーで発表した。
2016年に締結した、2機のエアバスA320neoの購入契約を変更して導入する。2020年度内に導入する計画で、アジアで初めてのエアバスA321LR型機の運航会社となる。最大9時間以内の目的地への飛行が可能となり、中距離LCC事業に進出するための機材として導入を決めた。
井上慎一代表取締役兼最高経営責任者(CEO)は、「Peachは日本初のLCCとして、日本における短距離LCC事業を成立させることにチャレンジし、5期連続で増収・黒字を達成するなど、日本の短距離LCCの歴史を築いてまいりました。Peachは自ら変化を起こし、進化を続けます。Peachの次なるチャレンジは中距離LCC事業への進出で、2020年度よりPeachが日本と北東アジアの中距離LCCの歴史を築いてまいります。2020年度のA321LR導入は、その歴史を築くための第一歩となる。A321LRの導入と中距離LCC事業への参入を弾みに、アジアのリーディングLCCへの歩みをより一層加速してまいります」と述べた。
エアバスA321LR型機は、1月に初飛行を成功。CFMインターナショナル社製のLeap-1Aエンジンを搭載しており、最大で240席を装備することができる。最大離陸重量を97トンに増加し、3個目の中央燃料タンクを追加することで、航続距離は4,000海里(7,400キロ)に延長した。東京とクアラルンプールの間をノンストップで飛行することができる。