エティハド航空、10都市への就航を予告 11月25日に発表
ジンエアー、新機材導入を当局が認可せず 大阪/関西〜ソウル/仁川線で減便
ジンエアーは、大阪/関西〜ソウル/仁川線を8月1日から17日にかけて、減便する。
これは韓国の国土交通部が、ボーイング737-800型機1機の導入を不認可としたことによる措置。韓国国土交通部は、アメリカ国籍の趙顯旼(チョ・ヒョンミン)氏が、2010年3月から2016年3月にかけて、韓国の航空法に反して取締役として在職していたことが判明したことから、航空運送事業免許取り消しの審議に着手しており、影響したとみられる。韓国では新機材の導入時に、国土交通部による認可が必要となる。
6月27日の発表では、免許取り消しを求める意見と、欠格事由がすでに解消されていることから、現時点で取り消しはできないとの意見が対立しており、結論は出ていない。聴聞や利害関係者の意見聴取などを経て、処分を決める見通し。この他にも、社会的論議を生じさせた航空会社には、運航権配分時に少なく配分するなど、法令の改正を行う見通し。
チョ・ヒョンミン氏は、2014年に大韓航空の客室乗務員がマカダミアナッツを袋に入れたまま提供したことに腹を立て、機内で土下座を強要させた「ナッツリターン騒動」で処分された、趙顕娥(チョ・ヒョンア)氏の妹でもある。
振替便として、大阪/関西を午後4時45分に出発するLJ214便、ソウル/仁川を午後1時45分に出発するLJ213便を案内している。
■欠航便
LJ284 大阪/関西(19:10)〜ソウル/仁川(21:00)/8月1日〜13日・16日・17日
LJ283 ソウル/仁川(16:00)〜大阪/関西(17:50)/8月1日〜13日・16日・17日