新千歳空港、国内線ターミナルの施設整備工事を完了

新千歳空港ターミナルビルディングは、新千歳空港国内線旅客ターミナルビルの施設整備工事を完了した。

国内線旅客ターミナルビルは1992年に供用を開始。当初は日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本エアシステム(JAS)の3社を中心に乗り入れていたものの、航空業界の規制緩和により、新興航空会社や格安航空会社(LCC)の乗り入れが増加したことから、2010年に新設した国際線旅客ターミナルビルに機能を移転し空き区画となった国際線エリアを改修し、国内線エリアとして機能拡張を実施していた。

今回完了した施設設備工事では、チェックインカウンター、保安検査場、荷捌き場などを旅客取扱量に応じて再配置したほか、インライン方式の手荷物搬送設備を導入することで、カウンター前の混雑を緩和した。搭乗待合室を拡充し、バスラウンジを南北に新設している。