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地方路線、小型化で収益性保つ 大韓航空、金正洙日本地域本部長【一問一答】
ー今後の供給の調整の仕方についてはエクストラやチャーターのフライトで増やしていく?それとも定期便を増やすイメージですか?
結局需要のところによりますけど、時々単体の需要とか、夏休み、冬休みのところで需要が発生すればそれはチャーターベース、不定期ですね。需要が本当にあるところは定期便で。まだ予定はないんですけど、大韓航空だけではなくて、韓国の会社がそういう風に思っていると思う。
ー現状の日本路線の状況を見ていて、定期便の増便路線の検討に上がっているようなところはありますか?
今はない。
ーもう一つ機材についてなんですけど、日本路線の導入機材、現状の特徴と今後の方向性は。
今は大型機、中型機で飛んでいますけど、結局短距離路線だからメインとしてどこかに入れてその間のところで入れる。ほぼ(韓国の)キャリアはそうなるようにたぶん運営しているんですね。日本路線も重要ですけど、日本側になにか良い機材ばかり入れて、それは出来ない状況だからある程度確実なものを考えて、入れるかどうか。今大型機、中型機、小型機は入っているし、それとカナダ、ボンバルディア社製のCS300型機(エアバスA220-300型機)の新しい機材を今年11月から釜山から成田、名古屋、福岡、札幌の4路線に入れる予定となる。127席の小型ですけど。
ーどちらかというと小型機の多頻度化というところに方向性としては向かっているという感じですか?
結局需要が1便で200(席)、300(席)以上いかないところ。その小さいもの(機材)である程度収益性を保ちながら、会社としても赤字にはいかず、収支を保つという考え方。
ー日本の路線はどちらかと中型機、小型機が適しているということ
地方路線は。東京、大阪、名古屋、福岡は大型(機)。それ以外の小松、青森、鹿児島。鹿児島は季節によって大型(機)も入りますけど、新潟とかの地方路線は250(席)以上のものは厳しいんとなる。それで大型機でも180(席)以下のものであれば、それと127席のCS300という物も入っても充分お客さんの搭乗には問題がない。市場の大きさを見ながらやるべきだと思いますね。
ー首都圏、幹線になるような東京、名古屋、大阪線では基本的に(ソウル)仁川線は大型機の方針ですか?
そうですね。250(席)以上の、東京は羽田も今(エアバス)330(型機)が入っているから。地方によっては中型から大型(機を入れる)。
ー東京〜ソウル50周年という節目を迎えられて次の50年、この先を考えていく上で日本事業の課題はどういうところを捉えていて、その課題解決のために何が必要でしょうか。
結局短距離ってLCCが飛べる短い路線なんですね。長距離の需要だったら3時間以上のところはちょっとLCCの前と横の幅が小さいところが苦しくなる。その面では短距離の東京、日本路線はLCCでも十分対応ができると思う。それと結構競争が激しくなる。どう乗り越えるか、結局フルサービスキャリアの特徴を活かすしかないんですね。
例えばなにかイレギュラーが起こって飛行機が止まっているところで、LCCでは機材がないからすぐ対応ができない、フルサービスキャリアはできる。機内でのプロダクトの面でモニターがあるとかないとか、機内食がおいしいものが出せるかどうか。無料手荷物かそうじゃないか、結局サービス面を拡充していかないといけないと思います、短距離の路線は。そうしながらも需要があるところは更に何か増便するとか。何か悪くなってから減便をするのは、50年の歴史になりますけれど、両国を考えるとあんまり良いことではないという考えがあります。