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地方路線、小型化で収益性保つ 大韓航空、金正洙日本地域本部長【一問一答】
ー双方交流で1000万人が見えてきているところで、一方で韓国からの日本へのインバウンドは順調に増えている。アウトバウンド、先ほど大使館の方もおっしゃっていましたけど、250万人というところで、その辺のアウトバウンド需要の活性化に向けて御社としての取り組みとかがありますか。
結局、大韓航空が持っているメリットは仁川からのビヨンド(以遠路線)の需要の強みを持っていることだと思っている。今年の1月に仁川空港第2ターミナルで、スカイチームの4社が中に入っていんですけれど、その4社が新しいターミナルで何か新しいことをやる、プラスいろんな環境づくりも素晴らしくなっている。それと乗り継ぎも45分で済む。そして523カ国以上、日本で飛んでいるものよりもたぶん多いと思いますね。それを活かして、ただの日韓だけではなくて、ビヨンドところで持っていくものがうちの役割だと思いますね。
ーこのところ事故が多発していますよね。2016年9月の羽田、今年の4月、先月(6月)は成田のインシデント。そこに対しての受け止め方はどうですか?結構厳しいとは思うんですけど。
そうですね。でもちゃんと何か、何故なのか、原因をいろんな面で分析してそれが再度起こらないようにちゃんとやるべきだと思う。整備面で何か足りなかったとか、人の何かが足りなくてそうなったとか、そういうシミュレーターがあって訓練はかなり厳しくやっていると思いますけど、そのレベルを超えたところで生じる物とか、整備という物はなかなかチェックは何か月ごとの周期はしているけれど、突発的に生じるものもあります。その生じるものは生じたとして、それ以降それをどうやって打開して、起こらないようにするかそれが本当に重要だと思う。
ー地方路線を先ほど小型化して収益化するというお話だったんですけど、他社さんだとLCCに置き換えたりというところが最近あると思うんですけど、そういう子会社に置き換えることは考えていらっしゃいますか?
まだですね。子会社(ジンエアー)として運航はしていますけれど、さっき申し上げたんですけど、フルサービスキャリアとLCCは客層が違うと思いますね。お互い入って競争する、でも客層が違うからフルサービスキャリアに入るお客さんは別。全体の需要はたぶん伸びると思いますよ。安く、10万ウォンでいける、その需要はLCCに入ると思いますね。でもこちらで行ける需要はいつもあると思いますから、それをどうやってバランスよく維持していくのか、そういうことをやりながら更に何か、フルサービスキャリアの特徴を維持しながらちょっとずつ伸ばす、それが重要だと思う。