関西国際空港、T1国際線南ウイングと国内線中央の全スポット使用可能に

関西国際空港

関西エアポートは9月11日、関西国際空港の復旧状況を明らかにした。

第1ターミナルの使用可能スポット数は、国際線南ウイングは15ヶ所すべて、国内線中央は11ヶ所すべての計26ヶ所で、国際線北ウイングの15ヶ所は引き続き調査中。合計41ヶ所中26ヶ所が使用可能であるとした。7日時点では18ヶ所、11日時点では25ヶ所が使用可能と発表していた。

手荷物搬送システムは、すでに使用可能であることがわかっていた南側と国内線の出発系コンベヤに加え、南側の到着系コンベヤも使用可能であることがわかった。

成田国際空港からスイパーを借りた上で清掃体制を強化したことから、滑走路やエプロン、誘導路の清掃はほぼ完了した。不点・破損灯火や電源キュービクルの復旧を目指す。

倒壊した護岸は、土嚢とフィルターユニットを設置して仮復旧を目指しており、すでに土嚢は設置完了し、11日からフィルターユニットの設置を開始した。