関西国際空港連絡橋、鉄道の運転再開は21日を予定

新関西国際空港は、タンカーが衝突して破損した関西国際空港連絡橋を通る鉄道の復旧工事を、9月21日の運転再開をめどに作業を進めていると明らかにした。

関西国際空港連絡橋は、JR西日本と南海電気鉄道が使用している。西日本高速道路(NEXCO西日本)による2基目の道路桁の撤去は14日に行われる予定で、その後鉄道桁に大きな損傷がないことが確認されれば、レールの再設置や歪みの補修、架線の張替えや架線仮支柱の設置、通信機能の確認などを経て、試運転の後に運転を再開する計画。

現在、関西国際空港連絡橋は工事車両やリムジンバス、りんくうタウン駅と関西国際空港を結ぶシャトルバスなどの一部車両を除いて通行できない。鉄道はりんくうタウン〜関西空港駅間で運転見合わせが続いている。