ANAの767-300BCF「JA8323」が離日 JA8000番台機、残り1機に
「どんどん鹿児島ジェット」就航、初便は全員が鹿児島出身CA
スカイマークと鹿児島県は、「どんどん鹿児島ジェット」を、きょう10月9日より就航した。
初便は東京/羽田発鹿児島行きSKY305便で、鹿児島県出身の客室乗務員4人が乗務。ほぼ定刻の午後2時37分に羽田空港19番スポットを出発し、鹿児島空港の4番スポットには午後4時32分に到着した。乗客には記念品としてフライトタグや飴、マスキングテープなどを鹿児島県の観光パンフレットとともに配布した。
どんどん鹿児島ジェットは、ボーイング737-800型機1機(機体記号:JA73NJ)で、搭乗時に使用する左側ドア横にロゴをラッピングした。1日5便から6便程度を、2019年3月31日まで運航する。
機内では鹿児島県を五感で感じられるサービスを提供する。搭乗時には鹿児島の島唄で出迎える。座席には大島紬のヘッドレストカバー5種類を設置したほか、飛行中は鹿児島県の銘菓やかごしま茶を無料で提供。銘菓は就航当初はミニサイズのボンタンアメとなり、時期に応じて提供する銘菓を変更する。さらにタブレット端末を貸し出し、鹿児島県のプロモーション動画を視聴できるようにするほか、鹿児島を題材とした鹿児島県を学べる絵本の貸出、鹿児島県の観光アクティビティパンフレット「どん!どん!かごんま遊 Book(あそぶっく)」の配布も行う。
シートポケットにはどんどん鹿児島ジェットやキャンペーンを告知するリーフレットを備えており、左側には西郷隆盛、右側には大久保利通のイラストを添えた。大きさは正方形で、シートポケットの一番後ろに入っていても、イラストでリーフレットに気づきやすい工夫も施した。
鹿児島県は、明治維新150周年や大河ドラマ「西郷どん」の放送に合わせて、今年2月に「どんどん鹿児島」を新たなキャッチコピーに決定。躍動感や力強さを連想させるロゴマークや、西郷隆盛像や食、歴史、伝統工芸などを用いたポスターも発表し、魅力をアピールしている。スカイマークが8月に、鹿児島〜名古屋/中部・奄美大島線の2路線を開設したことから、今回の特別塗装や機内サービスを行うことを決めたといい、鹿児島のみならず就航する全路線で運航し、鹿児島の魅力をアピールする。
この他に、10月9日から2019年2月28日まで、「どんどん鹿児島」公式のInstagram(インスタグラム)アカウント(@dondon_kagoshim)をフォローし、ハッシュタグ「#どんどん鹿児島」をつけて鹿児島の写真を投稿した人の中から抽選で、1泊2日ペア航空券と霧島温泉旅行や、鹿児島黒牛などをプレゼントする、「どんどん鹿児島インスタグラム大キャンペーン」も行う。