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三菱重工業は、連結子会社の三菱航空機の債務超過解消のため、増資と債権放棄を発表した。
三菱航空機は3月末時点で1,100億円の債務超過に陥っており、三菱重工業は1,700億円の増資と融資債権の一部である500億円の債権を放棄する。これにより三菱航空機の債務超過は解消され、国産リージョナル旅客機「MRJ」開発継続のための一定資金を確保できることになる。
増資後の三菱航空機の資本金は1,350億円、資本準備金は1,350億円となる。持株比率は三菱重工業が86.7%、他株主が13.3%となり、三菱重工業の持株比率は22.7%増加する。(写真:三菱航空機)