大韓航空、エアバスA220-300型機を日本初就航 名古屋/中部〜釜山線に

大韓航空は11月5日より、名古屋/中部〜釜山線にエアバスA220-300型機(ボンバルディアCS300型機)の投入を開始した。日本への定期便の就航は初めて。

大韓航空はエアバスA220-300型機を、2017年12月にアジアの航空会社として初受領。1月16日より韓国国内線に導入を開始しており、短中距離路線に導入するとしていた。2018年内に10機を受領することを予定している。

プレミアムエコノミークラス25席、エコノミークラス102席をいずれも「2-3」配列で計127席を配置している。機内では乗客のスマートフォンやタブレット端末を通じ、映画や音楽などの機内エンターテインメントを提供する。12月から東京/成田〜釜山線、2019年1月より札幌/千歳・福岡〜釜山線に投入する見通し。

初便となる釜山発名古屋/中部行きのKE753便は、釜山を午後0時55分に出発し、名古屋/中部には午後2時28分に到着。折り返し便となる釜山行きのKE754便は、名古屋/中部を午後3時45分に出発し、釜山には午後5時40分に到着した。

7月に羽田空港で開催した「東京〜ソウル就航50周年記念式典」で囲み取材に応じた金正洙(キム・ジョンス)日本地域本部長は、250席以上の機材では供給過剰な地方路線は小さい機材で収益性を保つと話していた。

11月11日は、航空写真家のチャーリィ古庄氏を講師とした撮影会を中部国際空港で開催する。すでに応募は締め切っている。

■ダイヤ
KE754 名古屋/中部(15:20)〜釜山(17:00)
KE753 釜山(12:55)〜名古屋/中部(14:20)

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